目黒駅の前のロータリーのすぐ裏側の細い通りにこのお店はある、と書くとすぐ分かるような感じがするが、一度は地図を片手に行ってみないとやはり分かりにくい。それだけ、ビルに囲まれたこの古い民家は目立ちにくいということである。 写真の引き戸の左側を開けて入るとそこには靴箱があり、靴を脱いで座敷に上がる。畳の部屋が2間ぶち抜きで使ってあり、そこに小さなちゃぶ台10基ぐらいであろうか置いてある。場所を確保するために、床の間にまでちゃぶ台が置いてあるのはなんともいえない光景である。 せいろをいただいた。そばは平たくところどころ縮れたような感じである。 |
コシが強く、これを硬いと感じる方もいるようだが、硬過ぎるということはないと思った。
つゆはシンプルな辛つゆで、キリッと締まっている。本当に一茶庵系なのだろうかと思わせる。 ところで、この店の売りは「柚子きり」などの3色もりだと思うので今度食べてみたい。それと、座敷の奥へお勘定をしに歩いて行くと調理場を見下ろす形になる。これは結構興味深い光景なのでぜひご注目を。 ▽3色をいただいた。柚子切りが美味しかった。せいろは相変わらずの「平打ち麺」的。 品川区上大崎2-14-3
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03-3444-0875 |