飯田橋の駅前から神楽坂に上がり始めて直ぐの細い路地を右に折れる。少し行くと左側に大きく「志な乃」の看板が見える。やはり当店も他の都内「志な乃」各店と同様民芸調の内装。テーブルと小上がりがある。 うどんと蕎麦の「合盛り」が定番であることも同じ。横浜関内の「志な乃」の暖簾分けとされる同名のお店は当店も含め都内区部に6軒が確認されている。私はその全てを丹念に回ってみた。 いずれのお店も民芸調の内装に、関西風の薄口のつゆ。野太い蕎麦にうどん、それに名物「けんちん汁」を供すると言う点では共通するが、麺の太い・細い、コシの強い・弱いいろいろである。当店は麺はやや太め、コシは今ひとつである。蕎麦の風味という点や薬味への心配りも愛宕や東日本橋の「志な乃」に比べると少し見劣りする。 |
けんちん汁の味もちょっとしまりがない。薄いのでもなく濃いのでもなく。どちらかというと澄まし汁のような感じが中途半端。なお、当店は新宿の同名店と「姉妹店」とのことである。確かに、新宿との共通点は多い。 新宿区神楽坂2-10 03-3269-1411 (地図は左の住所をクリック) 日・祝日休 11:00-15:30 17:00-20:30 (土は19:30までの営業) |