高田馬場をビッグボックスと反対側つまり山の手線の外側に出てずんずん歩いて行くと、左手にシチズンのボーリング場(庵主にとってはこれはスケート・リンクなのだが)がある。これをやり過ごして少し行った右側にこの店はある。こじんまりとしているので思わず見過ごしてしまいそうである。店は狭い。しかしだが、一見して凄い店であることが分かる。 置いてある酒、つまみの厳選ぶり。お近くの方に是非通ってみた上でレポートをお願いしたい。 |
ここでも根津の「夢境庵」同様
蕎麦湯がお茶代わりに出た。芥子切りとせいろの二色をいただいた。そばはかなり緑がかっており、新蕎麦の挽きたてと拝察した。芥子切り、せいろともに絶品である。量は少なめなので、両方を全くつゆなしでいただける。最近はつゆなしで食べることに余りに慣れてしまったせいか、まずつゆをつけずに食べて、同時につゆを赤ワインを吟味するような感じでそば猪口に少し入れて、グルグル回して香りを楽しみ、その上で残り僅かのそばをつゆと葱とわさびで惜しみながら食べるというパターンになってしまった。
新宿区高田馬場3-33-5
(地図は左の住所をクリック) 03-3364-5758 |