▽ついに食べた。写真も暖簾が掛かったものに差し替えた。
   前回の売り切れ仕舞いの雪辱を晴らすために足を延ばした。この店は中が凄い。目黒「一茶庵」よろしく、靴を脱いで上がるのは普通の民家。とおされた席は完全にどこかの家の居間のコタツ（ホントは炬燵ではないのだが、なんとなくそういうインティミットな感じがしたのだ）。既に二組4人の先客がコタツを囲んで座っている。なんとなくぎこちない挨拶をしながら奥へ。
   ぐるっと見まわすといろんな調度がところ狭しとならんでいる。ウ〜ン、こういう風にするなら立川「無庵」がやっぱりいいな・・・、と思いながら「せいろ」を。ほとんど「田舎」を思わせるようなかなり太めのそば。丁寧に手打ちされた蕎麦が結構タップリと盛られてくる。味自体は特に「ここが凄い！」という感じではないが、つゆも麺も極めてしっかりとしている。ちょっと思い入れて割りにはほんの少し肩透かしを食らった観は否めないが、また来ていろんなものを頂いてみたい。

世田谷区宮坂3-10-2   03-3428-4538   （地図は左の住所をクリック）
月・火休 11：30-17：00 土 11：30-15：00 但し、売り切れ仕舞い （シクシク・・）