日本橋三越の新館の向かい側にある。以前から立派な構えに感心していたのだが、写真でも分かる通り大きな木の看板の右端に縦書きで「満留賀」と書いてあるので「満留賀」というお店だとばかり思っていた。 「満留賀」の何も悪い訳ではないのだが、学生時代によく行った大衆的蕎麦屋の名前が満留賀だったのでなんとなく近寄らないで今日まできてしまった。 今回知人の手引きで伺ったのだが、もっと早く行っておけばよかったと後悔した。 |
手捏ね、機械切りと拝察する麺は見るからにコシがありそうで、エッジ感に溢れる切り口だ。切り幅も気持ちいいほど太くなく細くなく。口に運んで「やっぱり」との思い。一言で言えば極めて淡路町「まつや」的な蕎麦なのだ。清冽、爽やか、口当たり、歯茎当たり、喉越し、すべてが活きがいい。 辛味大根もいただいたがこれもまた辛さが効いていて美味かった。鴨料理が名物とのことで鴨せいろも美味い。(連れのとったものをちょっと味見) もう少しこのお店と看板の正体を研究してから改めてレポートしたい。ここまでのところでも十分お勧めできるお店である。 中央区日本橋室町1-2-4 03-3279-2003 (地図は左の住所をクリック) お休みは不詳。営業時間はちらしには11:00-21:00とあるが中休みがあると思うのでお店に確認して下さい。 |