写真上は北口店である。一体どちらが本店でどちらが支店なのか分からなかった。庵主が訪ねたのは写真下の中野駅南口にあるお店の方である。 せいろと田舎をいただいた。両方とも素晴らしいそばであった。風味、歯ざわり、コシそして爽やかなのど越しどれをとっても満点のそばである。つゆとの相性もいいので、そうとう部分をそばのみ(つゆなし)でいただいた後、ほんの少しツユに浸して食べるとその両者の織り成すハーモニー |
を楽しむことができる。そして、こんどは薬味のねぎをそばの上に少し散りばめて、つゆに少しからめて食べる。するとさっきのそば+つゆに加えて葱のあじが加わって「3声」の和音となる。そして最後にやはりそばの上に葱とわさびをのせてからつゆにからめていただくと、もうすべての味が渾然一体となって、得も言えない玄妙な味の交響曲がが口中に響き渡るのである。(ちょっと大げさ?!) ちなみにこうやって、薬味たちをせいろに乗ったそばの上に直接載せて食べると、つゆがよごれず、後のそば湯をいただくときに純粋に「つゆ+そば湯」でいただくことができる。ところで、湯桶の中で沈殿したそばのエキスを逃さないため、箸でかき混ぜるのはエチケット違反? |
(南口) 中野区中野2-30-13
(北口)同
5-56-7 (地図は住所をクリック) (南) 03-3380-4828 (北) 03-3389-4218 <休み> 無休 <営業時間> 11:00-21:00 |