数多ある他の蕎麦屋より、少し坂を上がった所に「玉乃屋」はある。写真では戸外の席しか見えないが、右奥に屋内の席が相当数ある。 写真左側がガラス張りの打ち場でお若い方がそば打ちに精を出しておられた。雑誌で拝見したご店主だろうか。 戸外の席のほぼ真中に陣取り、普通の(生粉打ちではない方の)「もり」を頂いた。 |
相当に細い切りである。「そうめん」言わないが、かなりの細さである。技術的には難易度が高いのだろうとは思うが、、あそこまで細く切るとちょっと「そば」っていう食感が失われるような気がした。 また、ゴールデン・ウィークという掻き入れ時でもあり、相当な量の注文をこなすということからかもしれないが、水切れが十分ではなく、どんどんつゆが薄まっていく感じであった。つゆそのものは陣屋に比べるとかなりの濃口であった。 |
ただ、麺そのものの「手打ち感」は深大寺で今回訪れたお店の中では最も優れていた。そう言う意味では太打ちをお願いすればよかったかもしれない。 こういう場所がら、正直そばの出来不出来について云々することすらそぐわないことかもしれない。何せ、天気も上々、こんもりと茂った木々に囲まれた戸外で手打ちそばがいただけるだけでも十分にこのお店の価値はある。打ち場お仕事振りも清々しいものであった。 深大寺、バーチャル参拝へはこちらから。
調布市深大寺元町5-11-3
0424-85-0303 (地図は住所をクリック)
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