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荻窪の本店、六本木のお店共に伺ったことがある。供するそばの完成度、そこに至るまでの素材や製法技術へのこだわり、そば打ち技法の鍛錬などについては、雑誌、ムック等で広く知られているところである。 ただ、この荻窪のお店でせいろを食べたとき、つまり細打ちの甘皮の破片と思われる黒っぽいつぶが見て取れる風味豊かなそばを一目みた瞬間、そして一口含んだ瞬間、「あれ、水ッポイな」と思ったのは庵主だけだろうか？ |
荻窪「本むら庵」 住所・地図等へ 書込みは「そばット・サーベイ」へ 全店一覧へ
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荻窪の本店、六本木のお店共に伺ったことがある。供するそばの完成度、そこに至るまでの素材や製法技術へのこだわり、そば打ち技法の鍛錬などについては、雑誌、ムック等で広く知られているところである。 ただ、この荻窪のお店でせいろを食べたとき、つまり細打ちの甘皮の破片と思われる黒っぽいつぶが見て取れる風味豊かなそばを一目みた瞬間、そして一口含んだ瞬間、「あれ、水ッポイな」と思ったのは庵主だけだろうか？ |
| この疑問は阿佐ヶ谷「慈久庵」、浜田山「安藤」のところでも投げかけているのでご参照いただきたい。あれほど丹精込められた蕎麦なのであるからこんな批判は「素人のたわ言」かもしれないがとても最近気になっている。蕎麦の香りや風味をことさら愛する庵主としてはこのそばをもっと爽やかにいただく方法があるような気がしてならないのである。
杉並区上荻2-7-11
（地図は住所をクリック） 03-3390-0325 |
