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＜このお店は茨城県に既に引越されました。＞ このお店は杉並区役所の裏手にひっそりとたたずむ。地味な店構えにむしろ期待が高まる。時間の関係からせいろのみの一本勝負と相成った。甘皮の破片（？）がぽつぽつと混じるやや平たい麺。浜田山「安藤」でも荻窪「本むら庵」でもそうだが、表面に細かい凹凸のある麺は水切れが悪い。 |
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＜このお店は茨城県に既に引越されました。＞ このお店は杉並区役所の裏手にひっそりとたたずむ。地味な店構えにむしろ期待が高まる。時間の関係からせいろのみの一本勝負と相成った。甘皮の破片（？）がぽつぽつと混じるやや平たい麺。浜田山「安藤」でも荻窪「本むら庵」でもそうだが、表面に細かい凹凸のある麺は水切れが悪い。 |
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従って、口に含むときにやや水っぽい感じを受ける。麺自体が水っぽい訳ではないのに何となく食感に「ぬめり」を感じてしまうのがなんだか残念だ。そして、ツユにつけるとツユが薄まってしまう。麺自体は「これぞ石臼で丹念に挽いたそば粉だ」と思わせてくれる素晴らしい外観、香り、舌ざわり、そしてのど越しなのだが、どうも最初に口に入れるときの水っぽさがおもしろくない。なんとかこの水っぽさをなくす方法はないものか？その点本むら庵はせいろの表面積を大きくとって薄く広く麺を広げて供する。見てくれはいかにも「バーコード状」になってしまうのだが、その分水切れはいいはずだ。
結論としてはそば粉へのこだわりとできるだけ素のままのそばの風味を伝えるそば打ちの技法という意味では最高のそばであるが、水切れについては素人の私にはまだ工夫の余地があると思えてしかたないのだが・・・。
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